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Travius用語解説

HOSコードについて

HOSコードとは

HOSコード(Human Operating Structure Code)は、あなたの思考OS(考え方・動き方・情報処理のクセ)を、 記号と数値で整理したパターンコードです。
表記は TA##-LCE###(例:TA54-LCE333)のようになります。

たとえるなら、HOSコードは「仕事の進め方の取扱説明書(型番)」です。
同じ状況でも、人によってどこまで背景を読むか/どう段取りして動くか/どう整理して伝えるかが違います。
HOSコードはその違いを、次の3要素で見える化します。

HOSコード構成体系

  • Tレベル(Thinking Level):思考の深さ・意味の捉え方

    どこまで意味や背景を読み取ろうとするか?

  • Aレベル(Action Level):行動構築力・実行力

    目的に基づいて動けるか/判断して前に進めるか?

  • LCE構造スコア(Logic / Creation / Empathy):情報処理・表現スタイル

    あなたの“知的なクセ”はどんな配分か?(論理・発想・共感)

活用イメージ
重要:各レベルは優劣ではありません。
レベルは「高いほど偉い」ではなく、状況や役割によって発揮される特性の違いです。
Traviusはレベルで人を評価するのではなく、ズレの原因を整理し、成果につながる使い方を見つけるために使います。


なんでHOSコードが大事なの?

仕事のすれ違いは、「能力不足」よりもOSの違い(捉え方・動き方・伝え方の違い)で起きることが多いです。

よくある例:

・相手は「背景まで読んで提案してほしい」のに、こちらは「指示どおり正確に実行」モード

・こちらは「走りながら調整」タイプなのに、相手は「整理してから合意して動きたい」タイプ

・同じ説明でも、論理で納得する人/例で納得する人/気持ちの配慮が必要な人が違う

HOSコードがあると、こうしたズレを感覚ではなく構造(T/A/LCE)で説明できます。
結果として、伝え方、役割分担、育成、チーム設計が決めやすくなります。


Traviusではどう使われるの?

TraviusではHOSコードをもとに、次を実現します。

!自己理解(ME):自分のクセ(得意な進め方・詰まりやすい点)を整理
!相性分析・伝え方最適化(TALK):相手とのズレが「T」「A」「LCE」のどこにあるかを分解し、伝え方を提案
!思考・実装の強化(TRAIL):必要な場面でT/Aを使い分けられるようにトレーニング


HOSコードの構成一覧

  • 表記ルール

    HOSコード全体:TA##-LCE###

    TA##:TレベルとAレベルの組み合わせ(例:T5 / A4)

    LCE###:L(Logic)/ C(Creation)/ E(Empathy)のスコア(各0〜9)

  • LCE構造スコア(Logic / Creation / Empathy)

    Logic(論理):筋道、整合性、構造化

    Creation(創造):着想、飛躍、仮説づくり

    Empathy(共感):相手の納得感、感情・価値観への配慮

    このLCEスコアの特徴から、「あなたはどのタイプか?」を27分類(LCEコード)として整理します。
    つまり、LCE構造スコア=配分LCEコード=タイプ名(特徴のまとめ)です。 → 次の「LCEコード(27分類)」へつながります。

活用イメージ

Tレベル(Thinking Level)

レベル
キーワード
特徴(要約)
T0
反応・直感
意味づけより反応が先に出やすい
T1
経験・ルール
既知の型や手順をもとに捉える
T2
パターン化
過去の経験から判断の型を作る
T3
要点整理
重要点をまとめて説明できる
T4
意図の翻訳
相手の意図や立場を読み取り、言い換えて調整できる
T5
因果・背景
背景や「なぜ」を含めて扱える
T6
再設計
前提を一段引いて捉え直し、設計を組み替えられる
T7
前提の問い直し
価値観や前提から問い直し、枠組みを更新する
Tは「賢さ」ではなく、意味の扱い方のレンジです。職種や局面で活き方が変わります。

Aレベル(Action Level)概要

レベル
キーワード
特徴(要約)
A0
流されやすい
実行の再現性が低く、行動が安定しにくい
A1
勢い・気分
気分やモチベで動きやすい
A2
反応・適応
周囲や状況に合わせて動ける
A3
遂行
目的や依頼が明確なら、正確に実行できる
A4
段取り
目的から段取りを組み、安定して実行できる
A5
推進
関係者を巻き込みながら前に進める
A6
仕組み化
チーム全体が回るように仕組みとして設計できる
A7
制度化
組織・制度・文化レベルまで落とし込める
Aは「根性」ではなく、実行を構造化できる度合いです。


LCEコード(27分類)について

LCEコードとは

LCEコードは、LCE構造スコアの特徴から「思考スタイル」を27タイプに分類したものです。
この違いが、説明の刺さり方/意思決定のしかた/会話の噛み合い方に影響します。

27分類一覧表

コード
タイプ名
一言説明
TLS
情熱触媒型
思考ジャンプで火をつける
TLP
視座調整型
視点を切り替えて整理する
TLH
意味設計型
意味をつないで言語化する
TVS
洞察共鳴型
未来の洞察を共感で届ける
TVP
折衷交渉型
理想と現実の落とし所を作る
TVH
調和設計型
価値観の調和を設計する
TMS
実行支援型
形にしながら伴走する
TMP
チーム調整型
動かしながら調整する
TMH
意味職人型
具体化しつつ整える
FLS
情熱構造型
熱量を構造に落とす
FLP
組織調整型
構造と調整で回す
FLH
芸術設計型
体験や世界観を設計する
FVS
感性設計型
ビジョンを感性で設計する
FVP
組織構想型
組織の未来像を描く
FVH
調和構想型
全体が納得する形にまとめる
FMS
基盤共鳴型
土台を作って支える
FMP
実装調整型
実装と調整を両立する
FMH
職人設計型
現実に強い設計を積む
ILS
翻訳共鳴型
感情と意味を翻訳する
ILP
多視点調整型
多視点で調整する
ILH
意味繋ぎ手型
意味の橋渡しをする
IVS
世界観伝達型
世界観をわかりやすく伝える
IVP
中庸構想型
バランス良く構想する
IVH
再設計調和型
まとめ直して調和させる
IMS
思索職人型
手を動かしながら深める
IMP
実務調整型
実務の間をつなぐ
IMH
内面具現型
内面の納得を形にする


思考フレームについて

思考フレームとは

思考フレームは、「いま何が詰まっているか」を整理して、次に必要な問いを選ぶための思考の進行マップです。

よくある“詰まり”は、こんな状態です。

・モヤモヤするけど、何が問題か言えない

・整理してるつもりなのに、前に進まない

・決めたいのに、決め手がない

・伝えたのに、伝わらない

思考フレームは、この状態を「段階」として分けて、今どこにいるかをはっきりさせます。


Traviusではどう使われるの?

Traviusでは思考フレームをもとに、次を実現します。

!会話や状況から「いまの詰まり地点」を推定し、必要な問いを出します
!問いの種類を切り替えます(整理する/矛盾を出す/判断基準を固める/実装に落とす)
!HOSコードと合わせて、「その人が詰まりやすい地点」も扱えます


思考フレームのステップ表

ステップ
何をする段階?
よくあるサイン
Prototype
違和感を拾い、問いの原型を作る
モヤモヤして言語化できない
Integral
要素を整理して、因果や構造にする
情報はあるのに、まとまらない
Shadow
矛盾・不安・回避を表に出す
どこか引っかかって決められない
Core
判断の基準(何を大事にするか)を定める
選択肢はあるのに決断できない
Thread
行動・伝達・運用に落とし込む
決めたのに動けない/伝わらない


思考OSについて

思考OS(オペレーションストラクチャ)とは

思考OS(Operation Structure)は、あなたが仕事や対話で使っている思考と行動の基本仕様です。
Traviusでは、思考OSをT(意味)/A(実行)/LCE(処理スタイル)の3層で扱い、HOSコードとして見える化します。


AAR評価

AAR評価とは

AAR(After Action Review)は、実行のあとに行う振り返りと改善のための型です。
「良かった/悪かった」で終わらせず、次に再現できる形にするために使います。

基本テンプレ(業務でそのまま使えます)

!狙い:何を達成するつもりだったか(目的・成功条件)
!事実:実際に何が起きたか(観察できる事実)
!差分:なぜ差が出たか(要因)
!:次は何を変えるか(具体アクション)