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Traviusビジネスシリーズ

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Travius HARMONY :チーム力・指導力向上AI

Travius HARMONY(トラヴィウス・ハーモニー)は、職場で起きがちな「注意・指導」「雑談・冗談」「距離感」「クレーム対応」などの場面を、フィクションの会話シーンとして再現し、どの伝え方が誤解・不快・萎縮につながりやすいかを短時間で反復練習できる教育ツールです。 知識を読むだけでは身につきにくい、次のような力を鍛えられます。

~ 重要な線引き ~

• 実在の人物・会社・具体事案について「これはパワハラです」などの認定や断定はしない
• 法務・医療などの専門判断はしない
• 「現実の職場でこう言いなさい」という直接の行動指示はしない
→ すべて フィクション上の会話パターンとして扱い、構造的にどこが危ういかを説明する


ご利用ステップ

HOSコードを入力
簡易プロファイル確認:業種・立場・人数など
訓練スタート:10~15問で傾向を推定
1セッション1テーマで会話訓練を繰り返す(例:支配・威圧OSの滑りやすさ)
各ラウンド終了後には回答に対して問題ない判定/グレー判定/NG判定(OK/Shadow/NG)+改善ヒントのフィードバック
訓練終了するとセッションの総合レポートを自動作成


使用場面例

!1on1のミス指摘前:言い回し案を入力→OK/Shadow/NGと修正版3案を返す
!定例・全体チャット投稿前:晒し/威圧/内輪ノリ圧を検知→安全な投稿文に差し替える
!新任リーダー研修:短いケース反復→ グレー判定になりやすい癖を潰して次の一手を鍛える
!人事の予防運用:注意文・評価コメントを投入→「事実/行動/期待/次の確認」に分解して整形
!クレーム対応:返信案を入力→境界線(譲る/譲れない/切り上げ)と文面・フローをセット化
!制度利用の調整面談:質問案をチェック→配慮が圧・詮索にならない運用に落とす


得られる効果

Travius HARMONYは「正解を覚える」より、誤解されにくい伝え方を安定して選べる状態をつくるためのツールです。

!「正しい言い方」を暗記しなくても、状況ごとに“誤解されにくい言い回し”を安定して選べる
!注意・指導が「人格否定」に見えやすい箇所を事前に潰し、トラブル化の芽を減らせる
!公開の場(定例・チャット)で起きがちな“晒し・内輪ノリ・圧”を避け、チームの心理的安全性を崩しにくくなる
!同じ内容でも「厳しさ/柔らかさ」の強度調整ができ、相手や場に合わせて伝達精度が上がる
!“言った・言わない/意図が違う”を減らすため、事実・期待・次アクションの形に整えて残せる
!管理職・リーダーの言動が属人化しにくくなり、指導品質をチーム単位で揃えやすくなる


HOSコードを訓練設計に使う

Travius HARMONYは、ユーザーごとに問題の出し方とフィードバックの当て方を調整できます。
HOSコードは個人を判定するためではなく、訓練をちょうど良い負荷に合わせるために使います。

Travius HARMONYは、職場で起きやすいグレーな会話の事故をフィクションの実務シーンで反復し、誤解・不快・萎縮を生みにくい伝え方へ整えるためのトレーニングツールです。
さらにHOSコードを使って、同じテーマでも 出題の負荷とフィードバックの重点を個人に合わせられるのが特徴です。
※本サービスは教育・予防トレーニングを目的としています。実在の人物・事案についてのハラスメント認定、法的判断、医療判断は行いません。


機能一覧

  • 1.訓練を個別最適化

    同じテーマでも、事前ヒアリング+HOSコードを活用してユーザーの状況・思考のクセに合わせて、設問の条件と振り返りの観点を調整します。
    出題の調整:情報量/曖昧さ/時間制約/場所(1on1・会議・チャット等)/繰り返し度(単発・継続)
    フィードバックの調整:「強めの指導になりやすい」「距離が近く見えやすい」「内輪ノリが強く出やすい」など、ユーザーの傾向に合わせて重点を変える

画面例
  • 2.詳細な設定で、現場に近い想定シーンで練習できる

    一般論ではなく、実務で起きやすい場面を、立場や職場条件に合わせて生成します。
    想定できる立場:上司/先輩/リーダー/管理職/人事・教育担当/メンバー
    コミュニケーション形態:対面/オンライン/ハイブリッド
    期待効果:ユーザーが「自分ごと」として考えられるため、研修後の行動に繋がりやすい

画面例
  • 3.公的ガイドライン準拠の観点で構成

    厚労省の枠組み(定義・類型・配慮点)をベースに、何が問題になりやすいかを体系的に扱います
    • 指導・注意の「必要性」と「相当性」
    • 立場の差がある場面での伝え方
    • 周囲・全体の前での指摘、チャットでの言い回し
    • プライバシー、身体・容姿、家庭事情など「業務外の踏み込み」
    • 妊娠・出産/育児・介護など配慮が必要な領域
    • 期待効果:社内ルールや研修体系に載せやすく、説明責任を果たしやすい

画面例
  • 4.「関係を崩しやすいポイント」を6つの観点で分解し、改善点を明確化

    会話を「良い/悪い」で終わらせず、「どこが誤解・不快・萎縮につながりやすいか」を分解して整理します。
    例:話題(行動・事実/人格に寄せない)、言い方(説明/皮肉・高圧にしない)、場(1on1/公開)、距離感(業務内)、繰り返し(固定化しない)、NO(断りやすい設計)
    期待効果:改善点が具体化し、「次にどう言い換えるか」が作りやすい

画面例
  • 5.「言う前に想像する力」を段階的に鍛える設計

    相手の受け取り方、今後の関係、周囲への影響まで含めて“言い方を組み立てる力”をトレーニングします。
    例:指摘の目的(改善)を先に置く/事実と解釈を分ける/選択肢を提示する/相手の確認を挟む
    期待効果:感情で強く言ってしまう、逆に言えずに溜め込む、といったブレを減らせる

画面例
  • 6.1度の研修で扱うテーマを1つに絞り、確実に改善する

    論点を広げすぎず、1テーマに集中して反復できる設計です。
    例:指導が強く見えやすい/いじり・冗談が誤解されやすい/距離感が近く見えやすい/クレーム対応での線引き
    期待効果:研修が「分かったつもり」で終わらず、行動の変化に繋がりやすい

画面例
  • 7.選択式+理由説明で、判断のクセを可視化する

    ユーザーが「どれを選ぶか」だけでなく、「なぜそう判断したか」を言語化する形式で進めます。
    • 選択肢は現実的な範囲で設計(極端な悪例に偏らせない)
    期待効果:受講者本人が自分の判断傾向に気づき、改善の納得感が上がる

画面例
  • 8.回答ごとに短いフィードバックと改善案を提示

    各回答に対して、誤解が起きやすい点と、同じ内容をより伝わりやすくする組み立て方を示します。
    ※個別の職場事情・社内ルールがある場合は、それを優先してください。

画面例
  • 9.トレーニングの振り返り(総評)で学びを定着

    毎回、要点を短く整理して残せるため、研修後の実践やOJTに繋げやすい構造です。
    さらにTravius HARMONYは、ハラスメントに関する疑問をいつでもChatGPTに聞くことができます。 期待効果:研修が一過性になりにくく、現場の共通言語として使いやすい

画面例
  • 10.鬼教官モード

    評価を厳しくし、甘い判断を潰す高難易度トレーニングに切り替えられます。
    • 時間圧・同時事象・情報欠落を増やす
    • 誤りは曖昧にせず指摘(人格否定はしない)
    効果:指揮・監督層の判断品質を短期間で引き上げやすい

画面例


HARMONY開発の背景

課題あるある

職場におけるハラスメント(パワハラ、セクハラ、妊娠・出産・育児休業等、介護休業等、顧客からの著しい迷惑行為、就活等セクハラ等)について、公式の指針や調査では、次のような「判断が揺れやすい論点」が共通して存在すると整理されています。

  • 意図と受け止めのズレ

    • 行為者に悪意や加害の意図がなくても、問題となる場合がある

    • 第三者には問題がないように見えても、当事者間では問題となる場合がある

  • 言動の表現・伝え方(非言語を含む)

    • 同じ内容でも、言い方や状況により評価が異なる場合がある

    • 声の強弱、口調、態度、表情等の要素が影響し得る

  • 立場・関係性

    • 上司・部下、同僚など、立場や力関係により受け止め方が変わる場合がある

    • 職場の雰囲気や日頃の人間関係が前提条件となる

  • タイミング・頻度

    • 継続的な言動だけでなく、単発の言動でも問題となる場合がある

    • 文脈や場面(いつ・どこで・誰の前で)が評価に影響する

  • 正当性・合理性と行き過ぎの境界

    • 正当な目的や必要性があっても、手段や過程により問題となる場合がある

    • 境界は一律に定義しにくい

活用イメージ


これらはいずれも、個人の資質や善悪の問題ではなく、判断構造そのものが難しい領域として整理されています。


定量データ

企業側(過去3年間に相談があった割合)※厚生労働省「職場のハラスメントに関する実態調査(令和5年度)」より

!パワーハラスメント:64.2%
!セクシュアルハラスメント:39.5%
!顧客等からの著しい迷惑行為:27.9%
!妊娠・出産・育児休業等ハラスメント:10.2%
!介護休業等ハラスメント:3.9%
!就職活動等に関するセクハラ:0.7%


相談後の判断状況(該当と判断された割合)

!パワーハラスメント:73.0%
!セクシュアルハラスメント:80.9%
!顧客等からの著しい迷惑行為:86.8%
!妊娠・出産・育児休業等ハラスメント:50.1%

「相談が上がり、実際に問題と判断されるケースが一定割合存在する」一方で、判断に至るまでのプロセスが難しい領域であることも示唆されています。


Traviusが考える発生プロセスと対策

Traviusは、ハラスメントの発生プロセスと対策について、次のように考えています。

!立場や関係性に起因するバイアスにより、表現や伝え方、タイミングや文脈といった要素が無意識のうちに影響を受ける場合がある。
!これらの要素の不一致は、発信者の意図と受信者の受け止めが一致しない状況や、正当性・合理性と行き過ぎの境界を超える場面に繋がり得ると整理されている。
!このため、ハラスメント対策においては、判断が揺れやすい要素や境界が存在すること自体を認識する余地があると考えている。